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在校生インタビュー:夢への近道 !! 中学校卒業で准看護学科へ入学            

更新日:5月22日







准看護学科 2年生

上田 椛恋 さん (16歳)

甲斐市立竜王中学校 卒業



看護師を目指そうと思ったきっかけを教えてください。

 妹が障がい児で生まれたことが一番です。幼いころから医療関係の仕事につきたいと思っていました。医療の仕事の中でも、患者さんの心に一番近くで寄り添い、患者さんを支えることが出来るのは看護師さんだと、妹を通して感じ、看護師になることを中学生の時に決めました。

妹の通っていた保育園のお友達のお姉さんは、私と同じ境遇なのですが、「お母さんが障がいのある妹にかかりきりになり、甘えられない」などと言うけれど、私は同じ家族として妹を一緒に支えたいと思っていました。

 

中学を卒業し、高校でなく本校を選んだ理由を教えてください。

 進路先を探している時に、母が中学卒業から入れる准看護学科を見つけてくれて受験を決めました。      

  高校に行ってからでもいいかなって思うけれど、より早く看護師になれる道を選びました。私の最終的な夢は介護施設を経営することなんです。妹のためと、ニュースで報じられる、老人や障がい者への虐待を減らしたいからです。そのためにも早く看護師になれる准看護学科への進学を選びました。

  

入学して「不安」に思ったことはありますか

 学校の年齢層が幅広く社会人もいる中で、中学卒業したての15歳の子供が入って大丈夫かと思っていました。入学すぐのグループワークで、皆さんが支えてくださって、すぐに不安は消えました。

逆に年齢層が違うお蔭で、知識を高められています。 


勉強面ではどうですか

 最初はどうやってテスト勉強してよいか分からなかったです。再試になってしまった時は、このまま卒業できないかもと、泣いた日もあったんですが、お母さんが「どんな結果になっても椛恋を応援する」って言ってくれてもう一度頑張ろうと思いました。また先生方も「分からないことがあったら、恥ずかしがらずにどんどん聞きにおいで」っておっしゃってくださって、無事に合格しました。


看護師を目指す人へのアドバイスをお願いします。

 勉強に関しては理科をしっかり学んでおくといいと思います。また、今はネットの情報が溢れていて「看護学生辛い」とかあるけれど、それで夢を諦めないで欲しいです。甲府看護の先生方は親身に支えてくれるし、なりたいという気持ちがあればなれると思うので、諦めないで欲しいです。


後記

「患者さんに寄り添って、笑顔にさせられる看護師さん」になりたいという椛恋さん。しっかりとした夢を持ち、目標に向かって真っすぐ向かう姿はとても輝いていました。

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